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またまた、Cannondale 、今度はオーバーホールです。

先日のCannondale BADBOYに続き、今回もCannondale が修理入庫です。此方のモデルF700はメイドインアメリカの貴重なモデルですが、フレーム一つとって見てもアルミ溶接痕を奇麗にスムージングしたり等、高級な事が見て取れます。

オーナーさんのお話では、10年ちょっと前に約20万円程で購入したとの事でしたが、納得の作り込みでした。そんなF700、しばらく乗っていなかったのを復活させるべくオーバーホールを開始します。
 
まずは何時ものように前後ホイールを取り外してフレームを磨き、前後ホイールを触れ取します。その後、タイヤ・チューブを交換しましたが、前後ともしばらく乗っていなかった為かアルミリムが白く粉を噴いて表面がデコボコした状態になってました。このままではブレーキングに関わるのでこのリムの表面を磨きます。
磨いたのは此方、スコッチブライト。よく食器を洗うスポンジの裏に着いている緑色のやつです。何でもかんでもコレで磨けば良いという訳では有りませんが、今回のリムにはうってつけの素材。早速コレに水をつけてリムをごしごし磨くと・・・
こんな感じでキレーになります。中々強力な所も有りましたが、前後とも奇麗になってくれたので、非常に自己満足の高い作業でした!
その後、ワイヤーや駆動系を一新。またガタの出ていたペダルも交換。一気によみがえりました。元々がシッカリしているので、消耗部品さえ交換すればまた長い事乗って頂けます。
今回は更に、へたったグリップとサドルも交換しました。
グリップは長時間乗っていても手首に疲れが出難いERGONのグリップ。バイオコルクのモデルがワンポイントになっていますね~。
そしてサドルはSELLA SMP。コンコルドみたいなサドルですが、人口工学に基づいた快適サドルです。今回のサドルはTRK というコンフォートモデルで比較的肉厚、見た目の派手さとは裏腹に非常にお尻に優しいモデルです。
また、中央の大きくあいた穴が、尿道圧迫を防いでくれるので、男性には特に嬉しいモデルかも知れません!価格も4410円と比較的リーズナブルなのも嬉しい。
そして最終的に出来上がった姿が此方。ちょっと画像が暗くてすみません。別物とは言いませんがリフレッシュして奇麗になりました。コレでまた楽しく乗って頂けると思います。
今回、改めて感じたのは、高い自転車はきちんとメンテナンスすればずっと乗れるなーという事です。使い捨てではなく、乗り続ける事の大切さを感じたのでした。
おまけですが、オーナーさんに許可頂き、20kmほど試乗してみましたが、めちゃくちゃ乗り易い!ハードテイルのMTB欲しくなっちゃいました。フレームサイズがちょっと小さめだったので完璧ではありませんでしたが、良い自転車はほんと乗り易いですね。N様ありがとうございました。
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