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Veloorange Passhunter 作成、金額抑えてでもしっかり走るようにね。

インスタを始めてから、入荷案内や速報等々スピードを要するものはSNSで告知することが多くなり、だんだんとブログの活用方法を見いだせず、忙しさも相まって書くことをおろそかにしてきました。ほんとこつこつ作業するのって難しい。

今後、スピードを要する内容ではなく、備忘録という所で金額の大小よりこういう作業をしているお店だよ!という事をお伝えできるようになりたいと考えております。それもいつまで続くかわかりませんが。まあとりあえず頑張ります。

という事で本日はもう2か月前に納車したのですが、Veloorange Passhunterのご紹介。これ、金額を抑えてでもしっかり走れるように作成した力作(というと変ですが)なんです。高級なパーツはほんと憧れますが、大事にし過ぎずしっかり使う!という事も大事にしたいという思いからです。まあそれでも総額で29万弱だから、やっぱり高いですね。。。

Veloorange Passhunter Lサイズ

私の基本の考えとして、コンポは二の次でホイールが大事というのがあるのです。どういう走り方をするかでパーツ構成なんて変わるのですが、当店をご利用いただくお客様は通勤からファンライドというあたりが大多数で、(一秒でも早く走りたい!とかレースに勝ちたい!という人は皆無です。)そんな中でどういう自転車が良いのかなあとご相談の中で検討していくのですが、今回のようにお任せいただける場合、ホイールを重点的に検討します。

今回はGrownbike が発売しているスルーアクスルハブを利用。価格は前後で28000円程ながら、シールドベアリングのしっとり回るお値打ち品。リムはArexRims のEXR30。MTBエンデューロの下りに使用できる高剛性リム。ファンライドなら十二分の性能で8,250円。もちろんチューブレス対応。タイヤはSimworks のオマージュ。将来フェンダーを取り付けることも考えてふと過ぎないサイズに。

足回りに7万強使ったので、フレームと合わせて18万。その分コンポはしっかり使えるけどコストを落としたい。という事でマイクロシフトの出番です!Adventという1×9速のグラベル用コンポ。9速なのに11-42というワイドレンジ。Passhunterのようなグラベル系の救世主。

デュアルコントロールレバーは一昔前のシマノの触覚のようにシフトワイヤーが張り出ておりますが、作業する側からすると作業しやすくて素敵。ガチャガチャというメカノイズははっきりしますが、不満も不安もなくしっかり変速してくれます。

シマノのローグレードコンポではフロントダブルが前提だから、揃えていたら安いんだか高いんだかわからない感じになりますからね。今後当店では結構マイクロシフトを多用していくでしょう。

ありがたい事に5月からSimworks が国内の総代理店になりましたので、弊店以外でも見る機会が増えるかもしれませんね。

サドルやバーテープ、ピラーなんかもかなり安めのもので落ち着かせておりますが、クランクはちょっとだけいいものを使いました。といってもナローワイドリング込みで2万円程なので、決して高級すぎる!という訳でもありませんが。Veloci のRolloii Crank をセレクト。角ばったシンプルなデザイン、リング込みなら十分お買得!

この自転車はお客様のオーダー品だったのですが、同じカラーのMサイズを似た感じで作成しようと現在パーツを集めております。もう少しあっさりした感じでコストを抑えつつしっかり走れるように計算中ですので、ファーストバイクとしてしっかりした自転車をご検討の方に是非と思います。完成したらまたご紹介致しますのでお楽しみに~。

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