本当にありがたい事にここの所忙しくさせて頂いております。ブログの更新も滞っておりますが、本日は最近いただいたカスタム事案をまとめてご紹介致します。すでに全てSNSにてご紹介済みのモデルではありますが、すぐに忘却されてしまうSNSよりも形に残しておきたいという思いもありブログにて再投稿です。
①Pepcycle に Veloorange CrazyBar を装着。
程よいバックスイーブなハンドルですが、前側にいかつい角がついた何とも言えないない形状のCrazyBar。でもこの何とも言えない形状が非常にいろいろな握り方が出来て使えるハンドルなんです。正直自分のPepcycleにもつけようかと思うほどいい塩梅。ずっとメーカー在庫欠品中でしたが、ようやく入荷して来ましたので、常時在庫しておこうと思います。そのくらい見た目以上にいいハンドルですよ！
GripはBrooks Cambium のラバータイプ。さらに同じCambiumのバーテープを角側に巻いており、どこでも握れる仕様となっております。ブレーキレバーもハンドルと同じVeloorenge のブレーキレバーを装着。シフトレバーはDIA-COMPEの11速サムシフター。使い勝手最高です！
②Fuji FeatherCX にVeloorenge のクランカーバーを装着。
もともとドロップハンドルのFeatherCXをもっと楽ティンポジションというご依頼を頂き再び頼ったのがVeloorenge。この7.6㎝アップに約45度後ろへ角度がついたハンドルはもともとからすると猛烈に楽ティンポジションにしてくれました。
GripはODIのVans、やっぱりこのモデルもサムシフター。シマノSL-R400にDixnaの台座を使っております。そしてワイヤー類は今弊店でブーム中のニッセンケーブル。しなやかさと柔らかさとが今までのワイヤーと比べ段違い！色もたくさん選べます！激烈プッシュ中のワイヤーです。
③INDEPENDENT FABRICATION にWhiteindustriseのクランクとヘッド取付と他メンテ
普段取り扱いがないINDEPENDENT FABRICATION（以後IF)ですが、今回メンテナンスと部品交換のご依頼で弊店入庫しました。そのご依頼がWhiteindustriseのクランク・ヘッドパーツへの交換にワイヤー引き直し、チェーン調整等々と結構がっつりメンテナンス。
もともとついていたカンパ アテナのクランク＆BBをWhiteindustrise MR30クランクに変更。もう眩すぎる。細身のクロモリには本当に似合うクランクですね！
そしてヘッドパーツもWhiteindustriseに。あまりヘッドパーツは有名とは言えないのですが、ChrisKingやPhilwoodと違い、きちんとヘッドワンに掘り込みがあり高級感があるのでお勧めヘッドパーツだったりするのです。
あとはワイヤー交換。カンパは久々でしたが、まあ普通に作業出来ます。困るのはウルトラトルククランクの着脱くらいかな～。
④Cannondale Slate にChrisKing ×Whiteindustrise でホイル組
発売当時、Cannondale の取り扱いがないから断念したけど、とても欲しかったSlate。そんな忘れかけていた思いを再燃させてくれる作業依頼。内容はChrisKingのISOハブ前後にWhiteindustriseのリムを用いたホイール組。あともともと取り付けてあったSram ApexクランクをCannondale のSiクランクに交換という依頼。まあクランクはCannondale 純正ということもあり特別なこともなく取付完了。
実はうち、レフティのホイールもちゃんと組立出来ます。大手を振って言えるほどのことでもないですが。
しかし、このリムとハブの組み合わせはすごい。高級なリムとハブだと、スポーク算出を間違えなければ非常に簡単に組み立てが出来ます。(と思います。）特にトラブルもなくさらっと組立完了です。ちなみに精度が悪いリムはリムの状態で歪んでいるので、正しくスポークを算出してもきれいに回るようにするまでが大変だったりします。
あとは合わせてチューブレス化もして、軽量超なめらか回転な足回りが完成しました。
最近はありがたい事に、色々なカスタムのご依頼を頂くことが多くなってきました。反面部品の手配や仕事の密集度でお待たせすることも多くなってきており非常にご迷惑をお掛けすることも多々。。。
人をしっかり雇えるほどがっつり売れているとも言い難いので、しばらくはこの状態を改善すべく試行錯誤していく日々になると思うのですが、少しでも早くお渡しできるように頑張ります！これからも頑張りますので皆様カスタムの相談じゃんじゃん下さい！よろしくお願い致します～！